終わりの怪物

あらすじ
「アヴァロン王国は毒獅子、夢幻、腐敗、白鯨の四体の魔物によって滅びる…」
これは何百年も前の宮廷占い師が言った終焉の予言である。
人々が日々の忙しさで、予言のことなど忘れていた時、突如現れた魔物がアヴァロンに襲来してきた。
魔物から国を守るために組織されたのが、精霊を武器と化して戦う集団「精霊騎士団」。
団員たちは共に成長し、”予言の魔物”に立ち向かっていく。

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レイ
男性|人間
故郷の村が魔物によって滅ぼされる。
魔物に復讐するために精霊騎士団に入団する。
兄貴肌な性格だが、魔物に対しての憎しみは誰よりも強い。


カゲロウ
男性|火の精霊
レイのパートナー。
常に喧嘩腰で、短気な性格。


グレゴリカ
女性|人間?
自分の名前以外の記憶を失っている。
感情に乏しく、何を考えているかわからないほど無表情だったが、精霊騎士団の仲間たちと接するうちに、次第に感情が芽生えていく。


テオ
男性|雷の精霊
グレゴリカのパートナー。
誰にでも礼儀正しく敬語口調でしゃべる。
過去に魔女の嫉妬で呪いをかけられ、女性アレルギーになってしまった。
しかし、なぜかグレゴリカは平気で、拒否反応を起こさない。


リリアン
女性|人間
レイの幼馴染。
料理上手で世話好きな性格をしている。
レイに恋心を抱いている。


ミリエル
女性|花の精霊
リリアンのパートナー。
天真爛漫だが、ちょっと抜けているところがある。


ウル
男性|人間
アヴァロン王国の王子。
王子の鏡のような性格をしているが、裏では誰も信用していない。


アリア
女性|風の精霊
ウルのパートナー。
疑り深い性格で、唯一懐いているウルの後ろに隠れている。


ヴィンセント
男性|人間
精霊騎士団の団長。
無口な性格で人を寄せ付けないオーラを出しているが、実はオネェキャラ。


ラファエロ
男性|光の精霊
ヴィンセントのパートナー。
自信家でプライドが高い性格。
人間を見下している。


カンパネルラ
女性|人間
分け隔てなく優しく慈悲深い性格で、アヴァロンの聖女と呼ばれている。


コーラル
男性|水の精霊
カンパネルラのパートナー。
カンパネルラ以外には基本冷たいクールな性格をしている。


メグ
女性|人間
いつも明るく、場を和ませるムードメーカ的存在。


マーガレット
女装男子|闇の精霊
メグのパートナー。
経験豊富な最年長者でみんなの相談役。


ヒースマン
男性|人間
頭脳明晰で、騎士団の参謀を務める。


ビビ
女性|猫の精霊
ヒースマンのパートナー。
人懐こく多弁な性格だが、怠け癖がある。


ヘンリエッタ
女性|人間
アヴァロン王国の姫でウルの妹。
とてもわがままな性格。
戦闘には慣れておらず、しょっちゅうドジをして足手まといになっている。


マコレ
男性|土の精霊
ヘンリエッタのパートナー。
ビビりで泣き虫な性格。
また恥ずかしがり屋で、顔をフードで隠している。


エニグマ(別名:亡霊騎士)
男性|元人間
アヴァロンが滅ぼした、亡国ディーンの騎士。
記憶喪失になる前のグレゴリカを知っている。


毒獅子のバウル
予言の魔物一体目。
獰猛で知能は低いが、怪力の持ち主。
爪や角には猛毒が塗られており、かすっただけでも体がしびれて動けなくなる。


夢幻のニーヴェス
予言の魔物二体目。
翼にある目のような柄を見ると幻覚を見せられてしまう。
また鱗粉には眠気を誘う効果がある。
獲物が悪夢でうなされている間に、体を糸でぐるぐる巻きにして、ゆっくりと捕食する。


腐敗のトゥマエル
予言の魔物三体目。
体に触れるあらゆる生物や物質を腐敗させる。
こちらからの攻撃はほとんど効果はないだろう。


白鯨のアンジェロ
予言の魔物四体目。
他の魔物に比べて、けた外れに大きな体をもつ。
その大きな口で人間も建物も何もかも飲み込んでしまう。
災害クラスの強敵である。


魔王グレゴリカ
毒獅子、夢幻、腐敗、白鯨の四体の予言の魔物が消滅したことにより復活した魔王。
全ての死をつかさどる。